通信制高校では、定められた登校日にあたるスクーリングで、実際に授業や実習などを行うことで単位の修得を行います。それまではレポートを提出することで、教科書の学習が進んでいることを報告しますが、スクーリングに出ないというのは、体調面など特殊な理由がない限りは許可されないようです。


通信制高校の体育のスクーリング

そこで気になるのは、体育のスクーリングです。英語や数学なら、教室で授業を受けるなどの想像もつくかと思いますが、生徒の母数そのものが少ないというのも通信制高校の特徴ですし、中には小さなキャンパスでの学習がメインとなる通信制高校もあるそうですが、この場合、体育のスクーリングを、遠足や、ボウリングなどの校外学習とすることもあるそうです。


参加費がかかるケースも

このような校外学習におけるスクーリングになると、学費の他に参加費がその都度かかってしまいます。遠足などであれば、事前に学校へ参加費用の納付が必要になることもありますし、簡単な校外学習でも、通っているキャンパスではない場所などへ現地集合、現地解散での授業となるため、そこまでの交通費や、そこでのアクティビティへの参加費は自分で負担することもあるようなので、学費面の注意が必要です。

多くの通信制高校では、生徒の途中入学として編入制度、転入制度を積極的に活用しているそうです。単位制の学習では、春と秋、前期と後期で、一度、単位修得の区切りがつきます。そのため卒業や入学のタイミングなども、年に2回あるそうです。


通信制高校への転入は学校の移籍

高校生は、高校2校以上に同時に在籍することができません。そのため、前の高校に籍を置いた状態から、学期などキリのいいところから通信制高校へ移ることを転入といいます。転学、転入生というのは中退などをせず、そのまま籍を通信制高校へ移す生徒のことです。学費なども後期分のみになるなどの違いがあるそうですから、転学を希望するときは、かかるお金の確認を忘れないでください。


編入はいったん籍を抜いて再入学

編入の場合は、すでに高校を辞めてしまった生徒に適用されます。原則として学期の途中などに入ることができませんから、春か秋、どちらかのスタートに合わせての入学になるそうです。転入、編入どちらでも、前の高校で習得している単位に関しては、持ち越すことが可能です。また、辞めたばかりである、学習面での不安がないなど一部の条件をクリアする場合には、特例として編入でも途中からの入学を許可するケースもあるそうです。

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全日制高校などを途中で退学した生徒や、不登校などで高校へ行かなかったなどの生徒の受け入れなども通信制高校では積極的に行っているそうです。また登校日なども少ないことから、体力的な面で全日制高校に通うことがかなわない生徒なども、利用しているケースもあるそうです。


自分のしたい勉強を選ぶ通信制高校

1年次は必修科目のほうが割合としては多いのですが、学年を進むことで、選択科目という自分が選んで単位とできる授業の数は圧倒的に多くなってくるそうです。私立の高校では、現代文の他に小論文の授業を置く、英語の他に英会話などの授業を置く、など、深く自分が興味を持った分野の学習を自分で進めることができるような選択科目を準備していることもあります。通信制高校選びや比較では学費と一緒に選択科目に何があるかを調べてみましょう。


留学や進学を推薦してくれるという学校も

中には大学などへの推薦枠を持っている、交換留学などで生徒を海外に送り出すことなどを行う通信制高校もあります。これは学校によってサポート体制などが異なりますから、将来の夢や、自分が学びたい分野などに合わせたサポートのあるところを選べばいいかと思います。中には英語に特化して授業をすべて英語で行うなどの学習方法を取っているところもあるそうです。

通信制高校の中には専門資格として美容師やヘアメイクアップアーティストの資格、医療系だと介護士の資格などを取得できる学校が増加しているそうです。高校に必要な学習と同時に、空いた時間にサポート校となる専門学校の先生の指導で卒業年度に資格を取得することを目指しているそうです。


通信制高校は高専校とは違うの?

高校生の年齢で専門的な学習を進めることが可能な教育機関というと、高専校も頭に浮かんでくる人もいるかと思います。通信制高校と高専校では、資格などにも違いがあるそうです。まず高専校は就学期間が5年間、卒業時には短大卒と同等の知識があるものとして、大学に進学する場合も3年次からの編入生として扱われます。通信制高校の場合は、あくまで国家試験の合格を目指すため、高校卒業資格と国家資格を両方手にするものと考えられるそうです。


高専校は限られたジャンルになっているらしい

通信制高校では美容コースやファッションコースなど多彩なラインナップで授業を受けることを可能としているようですが、高専校では工学や電子など、専門的な知識が多く、そのまま就職をできるという学習だそうです。また通信制高校の場合、資格の学習はサポート校の役割となるため、この分野の学費には支援金などをもらうことができないそうです。

年収910万円以下の家庭では、通信制高校などに通う高校の学費を国が負担してくれる制度があります。高校無償化などと呼ばれるもので、就学支援金と呼ばれているシステムです。奨学金のような返済制度などもなく利用できる家庭の教育に関するお金の補助です。


通信制高校は単位ごとにもらえるお金

このお金は全国の年収910万円以下の家庭での給付となります。年収でもらえる家庭、もらうことのできない家庭が出てくることに対する賛否はもちろんありますが、世帯の収入は子どもの教育に大きな影響を与えるという調査結果などもあることから、年収面での区切りがあるようです。通信制高校で就学支援金を受け取る場合、授業料金が固定されていない制度の教育方法であることから、単位に対してお金を支払うというものになるそうです。


1単位4812円、74単位まで

通信制高校の卒業には、選択、必修科目を合算して74単位が最低必要単位と定められていることから、1単位につき4812円を74単位分、受け取ることができるそうです。1単位の値段は私立の場合、値段に大きな差が生まれていることも多いのが現状なので、1単位の値段なども経済的な面で気になる場合は注目して選ぶことがいいです。